2018/05/14

5月度アトリエコンサートのご報告

梅雨に入りまた肌寒くなってまいりましたね。
早く夏が来てほしいものです。

5月11日にアトリエコンサートを行いました。
今回で4度目の開催です。
お越し頂いた皆様、出演者の皆様ありがとうございます。
中には毎回お越し頂く方もおりとても嬉しい限りでございます。


今回はソプラノ山本彩恵子さん、カウンターテナーの新田壮人さん、ピアニスト齋藤亜都沙さんをお迎えして開催致しました。
以前ブログにてプロフィールをご紹介しましたのでこちらもご覧ください。


またカウンターテナーについて新田さんの言葉を借りてブログでもご説明致しました。
ソプラノの山本さん曰く、
彼はテノールも歌えるのでテノールとして生きていく道もあったはずなのにカウンターテナーとしてやっていく決心をした。
並大抵の覚悟ではできない事だからこそ、責任感もあるしとても頼れる歌い手の一人だと仰っておりました。
山本さんもとても実力のある方ですしお2人が信頼し合っているからこそ今回の演奏があるのだと感じた言葉でした。
また聞きたいと思わせる歌い手たちでした。






では今回のプログラムをご紹介致します。

・すてきな春に/小林秀雄作曲
・ひばり/木下牧子作曲
・くちなし/高田三郎作曲
・マノン・レスコー 間奏曲/G・プッチーニ作曲
・オペラ『ポッペアの戴冠』より
 ただあなただけを見つめて/C・モンテヴェルディ作曲
・オペラ『タメルラーノ』より
 愛するいとしい人は私を軽蔑するけれども/G・F・ヘンデル作曲
・オペラ『ランメルモールのルチア』より
 あたりは静けさに包まれ/G・ドニゼッティ作曲







前回開催で3種のアヴェ・マリアを歌って頂きましたがその中に『エレンの歌3番』、シューベルトのアヴェ・マリアがありました。
これはウォルター・スコットの叙情詩『湖上の美人』から引用して歌詞が出来ましたが、ウォルター・スコット原作のオペラが今回のプログラムの中にもあります。
それは悲劇『ランメルモールのルチア』です。

ウォルター・スコットの『ラマムアの花嫁』を原作としてドニゼッティが作曲を致しました。
実際に起こった政略結婚を元に書かれた小説ですが、ヒロインが情緒不安定になり花婿を刺し、自分も死ぬという結末で、このオペラは『狂乱オペラ』の1つとされております。
最後にヒロインの精神異常を表す見せ場があるのですが、今回1幕の楽曲『あたりは静けさに包まれ』(あたりは沈黙にとざされとも言う)を演奏して頂きました。
当時のイタリアの政情不安定な世相が反映されてこのような恐怖や狂乱なオペラが流行ったそうです。

ドニゼッティは19世紀前半のイタリアオペラ界では人気のある作曲家だったので楽曲も豊富ですし、2月開催の際に喜劇『愛の妙薬』から『なんという愛』を演奏して頂きました。
こちらもとても素敵な楽曲でした。
『あたりは静けさに包まれ』はピアノの不穏な雰囲気と歌い手達の最後の掛け合いが素晴らしく、山本さんの透き通っていて軽やかな声に、新田さんの明るくも力強い声が重なりとても美しいハーモニーで思わず仕事を忘れ聞き入ってしまう程でしたね。






また、コーヒーの出店もありました。
回を重ねるごとにこのアトリエコンサートも進化を遂げております。






こちコーヒー販売でいらしたTAIRA ROASTERYのお2人は隔週で弊社近くのカフェレストランUNOで豆の焙煎、販売を行っております。
船橋も2人の焙煎した豆を気に入っているようで、家ではドリップで飲んでいるそうですよ。
焙煎日はインスタグラムで案内しているのでお近くにいらした際はぜひチェックしてみて下さい。


TAIRA ROASTERYの松川さん(左)平良さん(右)


松川さんは自身のフェイスブックにコンサートの感想も投稿されております。
よろしければこちらもご覧ください。

TAIRA ROASTERYインスタグラム
https://www.instagram.com/tairaroastery/

松川さんFB
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=192590931364818&id=100018417368252


次回は6月30日に開催予定でチェリストをお呼びして演奏頂く予定です。
近々ブログにてご案内致しますのでどうぞお楽しみに。






サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

2018/05/01

お仕立て上がり フレスコジャケット

GWです。
天気も良くお出掛け日和が続いておりますね。
弊社サルトリアイプシロンはGW中も変わらず営業致しております。

今回はフレスコ地ジャケットとグレーズボンのお仕立て上がりのご紹介です。

ただ、ジャケットのお渡し自体は3月でしたので1ヶ月程御着用頂いており、替えズボンの出来上がりのタイミングで今回撮影させていただきました。



ハーディ―ミニス フレスコライト ネイビーブルージャケット
葛利毛織 ”DOMINX”サマーウール グレースラックス

英国ハダースフィールド社のブランド”ハーディ・ミニス”より、フレスコシリーズの中でも軽めの素材である「フレスコ・ライト」のネイビーブルーをお選び頂きました。フレスコという名からも分かる通り、生地自体はマーチンソン社が織っているフレスコです。

軽めといっても280gm/mですのである程度の重さはありつつ、強撚糸で織られた生地はハリがあり、風通しも良いので湿気の出てくる今時期から秋まで本当に使い勝手の良い素材です。色数もかなりたくさんありますので、必ずお探しの一着が見つかるシリーズです。
芯は1枚だけ薄手の毛芯を入れ、パット無し、裏地は背抜きにしている夏仕様のジャッカカミーチャでお仕立てしました。

ズボンは、この春夏当店でブレイクしております一宮の葛利毛織"DOMINX"から、234gm/mのサマーウール生地です。軽く、反発力がありシワになり難いです。固く反発力のある生地は多々ありますが、柔らかくフワッとしていて反発力のある生地というのはなかなか珍しいのではないでしょうか。低速織機で丁寧に織られた生地ならではかと思います。

明るめのネイビージャケットにグレーズボンという定番の組み合わせですが、一番重宝する上下でもあり、だからこそ素材と着心地に拘ったご自身だけの一着を揃えたいものですね。

M様有り難うございました!またのご来店をお待ち致しております!



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp





2018/04/27

カウンターテナーについて

ここ最近は暑い日が続いておりますね。

アトリエコンサートの準備が着々と進んでおります。
以前のブログでも開催のお知らせを致しましたが、今回いらっしゃる新田壮人さんは男性が女性の音域を歌うカウンターテナーとして活動しております。
男性歌手のパートの中でもカウンターテナーは数少ない存在ですので、これを機に少し解説をして頂きました。


新田さんによる解説

カウンターテナーとはバロック以前の中世のヨーロッパ、この時代の女性は教会や舞台で歌うことを禁じられておりました。
しかし、教会では聖歌隊による演奏が盛んだったため、ソプラノ・アルトを女性の代わりにカウンターテナーが担当するようになった、これがカウンターテナーの発祥です。
時代によっては廃れた時もあったが、イギリスでは伝統的にカウンターテナーを守ってきました。

日本ではずっと知られていませんでしたが、ジブリ映画「もののけ姫」の主題歌を世界的に活躍していたカウンターテナーの米良美一さんが歌ったことにより全国にカウンターテナーの存在が広がりました。

声の特徴としては、変声期始まっていない子供のボーイソプラノとは違い、芯のある声です。
カウンターテナーにも色々種類があり一般的な特徴をひとつにしていうのは難しいのですが、私はどちらかといえば芯があり力強い声だと思っております。

発声法として男声ではよく使われる胸声区と女性でよく使われる頭声区をミックスさせます。
それにより女性より芯があり力強く、男性より滑らかな声になります。

新田正人




中世ヨーロッパでは女性は『教会では沈黙を保つべし』とされていたため、男性のみで聖歌隊が編成されておりました。
ボーイソプラノですと体力や表現力が乏しい為、成人男性が歌うカウンターテナーやソプラニスタが起用されていたのですね。
新田さん分かり易く解説頂きありがとうございます。
コンサートの空きもまだ少しございますので是非お越し下さい。


YPSILON ATELIER CONCERT
開催日: 5月11日(金)
開場 : 18:30 ~
開演 : 19:00
会場 : サルトリアイプシロン
チケット代:2,000円
お問い合わせ: ypsilonconcert.tokyo@air.ocn.ne.jp
03-6225-2257
*ご来観にあたりお電話、メールにてご予約をお願い致します。
 まれに返信メールが迷惑メールボックスに届く場合がございます。
 返信メールが届かない場合、迷惑メールボックス、フィルターの確認をお願い致します。




サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257



2018/04/21

寺子屋 ジャケット完成

初夏の暑さですね。
カラッとしていてとても気持ち良いです。

先日、我々が毎月2回づつ行っている縫製教室「Scuola di Sartoria Ypsilon」の受講生のお一人がジャケットを完成させましたので、ご紹介致します。



御着用になられているのは生徒さんの旦那様です。
ちなみに穿かれているパンツは以前パンツ教室の際に作られたもので、同生地でジャケットを作り、見事スーツとして完成致しました。
奥様が旦那様にスーツを仕立てるなんて素敵ですね。


ラペルの雰囲気などのデザイン部分は我々と生徒さんとで相談して決めましたが、やはり御着用の旦那さんの雰囲気にバッチリ合っております。

しかも仕立てるのが難しい芯1枚仕立てのジャッカカミーチャに挑戦しましたが、なかなかの出来映えです。
1番難しい袖付けなんかもこちらがほぼ手伝うことなくクリアしておりました。
お疲れ様でした。

こちらも出来上がった時は嬉しい限りでしたが、生徒さん以上に出来上がりを初めて着た旦那様が一番感激していたのは言うまでもありません。


このように、サルトリアイプシロンでは毎月第2、第4土日に縫製教室を開催しております。
現在ジャケットの授業は定員に達しておりますが、パンツ教室は数名空きがございます。
1人1人のペースで個々に指導していくタイプの教室です。
全く針を握った事が無いけど仕立てに興味があるという方でも問題ありませんので、やってみたいという方は是非ご連絡下さいませ。

詳細はこちらをお読みください→ スクォ―ラ・ディ・サルトリアイプシロン 寺子屋PDF
※現在、土曜日教室の方も日曜日教室と同様15時-19時となっております。ご注意下さい。

2018/04/10

YPSILON ATELIER CONCERT 次回開催日のお知らせ

新年度に入りましたね。
この時期は何かと慌ただしくなりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社も芳さんの展示会がありこの1週間慌ただしく過ぎましたが少し落ち着いてまいりました。


3月度のアトリエコンサート、ご来場いただいた皆様ありがとうございます。
毎度多くの方にお越しいただき感激です。
3月は前回のブログでご紹介したソプラノ種谷さん、テノール田中さん、ピアノ齋藤さんの3名による演奏でした。
種谷さんは先月ソロコンサートも開催しており、皆様とてもご活躍されているようです。



プログラム
・アヴェ・マリア / シューベルト
・アヴェ・マリア / カッチー二
・アヴェ・マリア / マスカー二
・ゆく春 / 小野芳照作詞 中田喜直作曲
・鐘がなります / 北原白秋作詞 山田耕作作曲
・私が街を歩くと / プッチーニ作曲 オペラ「ラ・ボエーム」よりムゼッタのアリア
・誰も寝てはならぬ / プッチーニ作曲 オペラ「トゥーランドット」よりカラフのアリア
・見上げてごらん夜の星を / 永六輔作詞 いずみたく作曲






演出上詳しい説明を入れられませんでしたが、3大アヴェ・マリアの内シューベルトとカッチーニの楽曲とマスカーニの世界で最も美しい間奏曲と言われているオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』にピエトロ・マッツォーニが詩を付けた楽曲をお聞きいただきました。



シューベルトのアヴェ・マリア、本当は『エレンの歌 第3番』といい、スコットランドの詩人ウォルター・スコットの叙情詩『湖上の美人』から詞を引用し、ドイツの教育者アダム・ストルクがドイツ語に翻訳しシューベルトが曲をつけました。
湖上の貴婦人エレンが追放された父親と共に追われる身となり、聖母マリアに助けを求めて祈る歌で、歌い出しと歌い終わりの歌詞がアヴェ・マリア。
これがとても印象強く、いつしかシューベルトのアヴェ・マリアと呼ばれるようになったようです。



またカッチーニのアヴェ・マリアは、現在ではカッチーニ作曲ではないと言われております。
旧ソ連の作曲家、リュート、ギター演奏者ウラディーミル・ヴァヴィロフが作曲し作者不明で1970年頃に発表、死後にD・カッチーニの名で再レコーディングされため(恐らく1974年頃)、近年ではジュリオ・カッチーニ作曲と誤解されたようです。 
ヴァヴィロフは他にも昔の古典作家の名を借り、自身の曲を発表しております。
有名作曲家の名であれば楽曲の注目度も変わるという事をヴァヴィロフ自身よく分かっていたからなのでしょうね。






そしてトゥーランドットのアリアは初回のアトリエコンサートでも歌っていただきましたが、歌い手が変わると曲の味わいも変わるものでまた違った印象を受けました。
こういった聞き比べが出来るのもとても面白いものです。








さて次回のアトリエコンサートですが、5月の開催です。

YPSILON ATELIER CONCERT
開催日: 5月11日(金)
開場 : 18:30 ~
開演 : 19:00
会場 : サルトリアイプシロン
チケット代:2,000円
お問い合わせ: ypsilonconcert.tokyo@air.ocn.ne.jp
                     03-6225-2257
*ご来観にあたりお電話、メールにてご予約をお願い致します。
 まれに返信メールが迷惑メールボックスに届く場合がございます。
 返信メールが届かない場合、迷惑メールボックス、フィルターの確認をお願い致します。


今回はソプラノとカウンターテナーです。
実はこのお2人もミラノの工房で歌っており、とても評判が良かったそうなので私共も楽しみにしております。
ピアノは前回同様齋藤さんの演奏です。




Soprano 山本 彩恵子やまもと さえこ

北海道稚内生まれ、函館育ち。昭和音楽大学声楽科卒業、同大学院専攻科・第31期藤原歌劇団育成部を修了し同歌劇団に所属。
2015年よりイタリア・ミラノへ留学。
これまでに「フィガロの結婚」スザンナ役、「カルメン」メルセデス役、「電話」ルーシー役、「ヘンゼルとグレーテル」眠りの精役、「愛の妙薬」アディーナ役を演じた。
好きな季節:夏。雪国育ちだが、冬の寒さにはめっぽう弱い。ナポリで食べた揚げたてフリットミストに冷えたスパークリングワインの相性が忘れられない。
 好きな映画:スターウォーズ。関連商品には興味はないが、ストーリーを語らせたら止まらなくなるマニアである。



Counter tenor 新田 壮人 にった まさと

国立音楽大学大学院修了。
34回ソレイユ音楽コンクール声楽部門第2位及び優秀賞受賞。多数の宗教曲・オペラ作品において、日欧で舞台を踏み研鑽を積む。
現在、ミラノ市立音楽院修士課程バロック声楽専攻1年に在籍。今年7月末にデュ・フルネ音楽祭に参加予定。
好きな季節:初秋。この時期高尾山へ登りに行った後ビアガーデンで食欲の秋を満喫。
好きな映画:もののけ姫。小さい頃、オープニングを歌っていた米良さんの歌を聴いた時、それがカウンターテナーというのは知らなかったが、衝撃を受けた覚えがある。



Piano 齋藤 亜都沙 さいとう あづさ 

国立音大ピアノ専攻首席卒業。
同大学院修士課程ピアノコース修了。
武岡賞受賞、岡田九郎記念奨学生。
読売新人演奏会、皇居桃華楽堂御前演奏会ほか多数出演。
現在、安井耕一氏の元でソロの研鑽を積み定期的にリサイタルを開催している。
また室内楽、声楽伴奏を中心に著名な音楽家との共演を重ね活動の幅を広げている。
好きな季節:初夏。新緑が美しく色鮮やかな自然に心が躍る季節です。
好きな映画:ライフ・イズ・ビューティフル。「ボンジョールノ~プリンチペッサ~」という台詞が兎に角印象に残る。重いテーマの中で人生の素晴らしさを明るく描写していて観終わるとジーンと心温まります。



今回の自己紹介文はとてもユニークです。
新田さんやはり米良さんの影響を受けているのですね。
山本さんはスターウォーズですか!
今年は『ハン・ソロ』も公開されますね。
そして齋藤さんは名作ライフ・イズ・ビューティフル。
選ぶ映画で人柄が伺えるようでとても面白いですね。
次回のコンサートも盛況になるよう皆様のご来場心よりお待ちしております。





サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

2018/04/05

タキシードお仕立て上がりのご紹介

暖かい日が続いております。
春を通り越して初夏のような感覚もありますね。

本日はタキシードのお仕立て上がりのご紹介です。



<カノニコ モヘアバラシャ シングルタキシード上下>

こちらのお客様はチェロ奏者の方で、演奏の際に着用するタキシードをお仕立て致しました。
生地はイタリア・カノニコ社フォーマル用のモヘアバラシャ(ウール71%・キッドモヘア29%)です。
演奏で着用されるので、ラペルは拝絹ではなく敢えて共生地です。
画像では見えにくいですがパンツのサイドには側章が付いております。
芯1枚仕立てのジャッカカミーチャ仕様ですので軽く涼しく、そして動きやすいお仕立てです。


演奏の際の着心地を確かめて頂くため、実際に弾いていただきました。


当然ですが演奏の際、右腕と左腕の動きは全く違います。特に弦を持つ右腕は袖が引っ張ったりなどのストレスがあってはいけませんので、そのような動きを考慮した作りになっております。

K様、御注文有り難うございました!またのご来店お待ち致しております!



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp


2018/04/03

お仕立て上がりのご紹介 2

前回のお仕立て上がりのご紹介続きです。


<ビンテージ テーラーロッジ ピンヘッドグレー スーツ>
ビンテージのテーラーロッジです。この生地は船橋の実家に眠っていた通称”長崎ビンテージ”の一つです。恐らく30年は経っていると思われる生地ですが、数ある長崎ビンテージの中でも極上コンディションで残っておりました。
時間が経ってるとは思えないほどソフトな手触りですが弾力もあり、現行の生地とは風合いがまるで違います。
調べてみるとやはり低速織機で織られていました。(現在のテーラーロッジの生地は高速織機で織られています。)
何十年と生地のまま眠っていたものを、洋服として蘇らせるというのは我々としても貴重な経験でした。


ちなみにですが、長崎ビンテージの生地はまだ色々ございます。
同じくらいミントコンディションの日本の生地や英国の生地もたくさんあり、低速で織られていた極上な日本製生地などもありますので、是非皆様店頭に探しにいらしてください。



<フィンテックス・オブ・ロンドン ネイビージャケット>
生地のロールスロイスとの異名を持つフィンテックスです。
艶のあるネイビージャケット、色気あります。
スーパー100’sと今では決して薄くないタイプの生地ですが、このフィンテックスの生地はその厚さを感じない柔らかな手触りにビックリです。さすがロールス。



<ホーランドシェリー スーパー140’s ネイビーブレザー&ホワイトパンツ>
同じ生地でお仕立てしましたネイビーブレザーと白パンです。
このネイビーブレザー&白パンの組み合わせは定番であり憧れですね。
ホーランドシェリーのスーパー140’sシリーズは滑らかで且つしっかりとしたコシがある本当に良い生地です。発色も綺麗で、今季からバンチがリニューアルし色柄も増えました。




<ジョシュア・エリス エスコリアルウール ネイビーチェスターコート>
ウールの中でも希少なエスコリアルウール100%のコート生地です。
カシミアのような質感と、ウールの扱いやすさを備えた生地は抜群です。
比翼仕立て、上衿ベルベットとクラシカルなデザインのチェスターをお仕立てしました。




<ハリソンズ カシミア100% ポロコート>
今ではここまでロング丈のコートの御注文はなかなかありませんが、良いですね。
ハリソンズオブエジンバラの580g/mとかなり肉厚なカシミア100%のコート地を、更にロング丈、ラペル幅広、腰ベルトとふんだんに使用したポロコートです。
フロントにはボタンは敢えて付けず、ベルトで留めるだけのラップコート仕様。
胸ポケットもパッチにし、クラシックでスポーティなズバリなポロコートです。




以上、遅ればせながらそして簡単ではございますが、秋冬の一部お仕立て上がりのご紹介でした。

現在は絶賛春夏の新作展開中です。今季の春夏も良い生地沢山あります。
新たに取扱いを始めたメーカーや、久々に新作バンチを入れてその良さに改めて驚かされたメーカーなどオススメが多数ございますので、是非皆様のご来店をお待ち致しております。


サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp