2013/03/31

イタリアの副資材

サルトリアイプシロンでは洋服の内部、副資材を、主にイタリアより買い付けています。

毛芯といわれるジャケットの表地を形取るものには、ウール&コットンで、イタリア内でも特に薄く、軽いものを選び、使用しています。
100%ウール毛ジンと異なり、コットンミックスなので伸縮性は少ないです。その”表地を張り出さない”感じは、動作の中での生地の表情が出ます。
国内に同様のものがなく、代用はききません。


スレキとは、ポケットなどに使う内側の袋布のことです。
こちらは、Marca Cervo(マルカ チェルボ)のもの輸入し、使用しています。
このメーカーのスレキはイタリアでも品質の良い、高級副資材だそうです。のりづけされたようなぱりぱりしたものではなく、柔らかな肌触りです。


その他、弊社ではいろいろな物をイタリアから輸入しています。
そのうち、またほかの物もご紹介したいと思います。



2013/03/02

スミスウーレン サンプルスーツの紹介

2013年春夏生地の新見本が出来ました。


生地は、Smith Woollens "Finmeresco" Mede in Scotland , 100%Wool , 290gms
「強撚の3plyです。立体感を生み、素材の割りに軽めです。クラッシックな織り方ですが、明るい色と軽さで野暮ったく感じません。」

ライトグレーな生地に明るめなブルーのタイ、少し織柄の入ったシャツで涼しげなコーディネートしてみました。大人の男が漂わせる「渋い」雰囲気は感じませんが、こういった清潔感のあるコーディネートは、女性には好評かもしれませんね。