2015/12/23

HarrisTweed chesterfield coat Buono仕立て

もうすぐクリスマスですが、ここ日本橋のオフィス街はクリスマスムードとは無縁のようです。日常と変わらない街並みですね。

本日はチェスターコートのお仕立て上がりのご紹介です。


HarrisTweed 490g/m
Single  chesterfield coat (Buono、芯一枚仕立て)

冬の定番ハリスツイードのヘリンボーン柄チェスターコートです。少しVゾーン深めの2つボタンでの御注文です。
ラペルを細めにしたデザインですので、胸が強調されて男らしい雰囲気です。
今回のこの生地、先日ブログでご紹介した乗馬ジャケットの生地と全く同じです。(お客様は別の方です)乗馬ジャケットお仕立て上がり記事
青と紺を混ぜたような色味がすごく綺麗で、ツイードのカントリーさをあまり感じないところが人気です。


お仕立ても、なるべく持ち運びが苦にならないよう1枚芯仕立てにしておりますが、さすがに生地の重量はあります。しかし着用すると、首のポイントに乗り、肩も綺麗にはまっておりますので、お客様も重さを感じないと仰っておりました。

S様、いつも有り難うございます!またのご来店お待ち致しております!

2015/12/21

LOVAT MILL "KIRKTON" Double breasted jacket Distinto仕立て

昨年メンズプレシャスにて掲載していただいたハウンドトゥースのダブルのジャケットですが、着用画像を掲載するのをすっかり忘れておりました・・・。
1年越しのお仕立て上がりのご紹介です。

プレシャス掲載時のブログはこちら

LOVAT MILL "KIRKTON" Double breasted jacket (Distinto仕立て)

スコットランドLOVAT MILLのKIRKTONというバンチの中からお選び頂いたハウンドトゥースの生地です。500g/mとかなり重く、これぞツイードという生地です。昨今のライトツイードとは一線を画すツイードですね。

バス芯やパットなどの内容物を極力省き、毛芯一枚仕立ての"GIACCA CAMICIA"仕様で仕立てました。それでもこの生地の重さ、張りと芯据えのテクニックにより、丸みのある立体的な形になっております。

また、襟の返り部分を少しカーブさせるために、返り線の見えない部分にダーツを入れております。この手法は船橋がまだ東京のテーラーで修行していた二十歳頃に、そのテーラーの息子さんがドイツで得た手法のようです。(ミラノのジャンニ・カンパーニャでもこの仕様は見られるとの事)

背中も綺麗に乗っています。ウエストの絞りとヒップを包むようなラインがエレガントです。

Y様、ありがとうございました!




2015/12/20

年末年始営業のお知らせ

早いもので2015年もあと10日程で終わりですね。

サルトリアイプシロンの年末年始営業のお知らせです。


12月28日(月) 通常営業 10時~19時半

12月29日(火) 年内最終営業 10時~17時

12月30日(水)~2016年1月3日(日) 冬季休業

2016年1月4日(月) 通常営業 10時~19時半


年内最終の29日は17時閉店となりますのでご注意下さい。

2015/12/16

TALLIA DI DELFINO "Overcoats" Polocoat Buono仕立て

クリスマスまであと1週間ですね。

本日はポロコートのお仕立て上がりのご紹介です。


TALLI DI DELFINO "Overcoats" Polocoat (Buono仕立て)


イタリア、カルネ社のタリア・デルフィノのコートバンチ「Overcoats」からお選び頂いたウール100%のコート地です。570g/mとかなり目が詰まったしっかりした生地ですが、Super 130'sウールですので手触りはソフトです。ピンクベージュのヘリンボーンがすごく綺麗です。また、製品ではわかりませんが、こちらはダブルフェイスの生地で、生地の裏は茶のチェックです。

今回のポロコートは主にカジュアル寄りに着用されるというご指定ですので、着丈は膝ほどで、全体的に上めに目線を持ってくるデザインになっております。パットも無く、袖付けは雨降り袖です。クラシックな印象のあるポロコートですが、生地の色柄とデザインバランスで街着にも問題ない雰囲気になります。

背中の仕様も通常のポロコートと同じくセンタープリーツで、ベルトより下は中でボタン止めになっております。

そして、実は当店試験的に帽子のオーダーを始めまして、今回そのオーダーもいただきました。
お任せでしたので、形はベーシックなフェルトハットで、コートに合わせて落ち着いたこげ茶のウサギの毛を選ばせて頂きました。こちらの帽子も帽子職人が手作りで作っております。
気になった方はお気軽にお問い合わせください。

御注文ありがとうございました!

2015/12/14

Holland&Sherry "Luxury Velvet" Jacket Distinto仕立て

当店では珍しいベルベットのジャケットのお仕立て上がりのご紹介です。

Holland&Sherry "Luxury Velvet" Jacket (Distinto仕立て)

ホーランドシェリーのベルベットシリーズの生地です。435g/mと重量もあり、毛足も長いタイプですので、上質さが他のベルベットとは一味違います。
今回のボルドー含め、他の色味もいやらしくない色味です。ただ、写真ではなかなか伝わりづらいのが悔しいところです。今回お仕立て頂いたジャケットも、写真では朱色が強く見えますが、実物はもっと深みのある絶妙なボルドーの色味をしております。

毛足が長いので、光の当たり方で表情が様々に変化するのも良いところです。

ラペルの太さやスラントポケット、少しだけフレアも入れてあり、英国調をほんの少し匂わせたデザインが生地とマッチしております。



K様有り難うございます!またのご来店お待ち致しております!

2015/12/11

HarrisTweed Riding jacket Buono仕立て

早くも12月中旬です。今年もあと少しですね。

本日はハリスツイードでの乗馬ジャケットのお仕立て上がりのご紹介です。

HarrisTweed 490g/m 
Riding jacket (GIACCA CAMICIA Buono仕立て)

490g/mとコート地ほどのハリスツイードを使用した乗馬ジャケットベースのカジュアルジャケットです。というより、この生地のジャケットであればコートいらずです。
そしてこの生地、かなり綺麗な濃青です。
上衿を黒のコーデュロイ生地にしたことにより、カジュアル感が少し増しました。(お客様のご提案です)

御着用のボタンダウンシャツも同時にお納めした御注文のシャツです。カチョッポリのコットンフランネルで、ソフトな肌触りとフランネルの温かみがこの時期に最適です。

パンツも先日お納めした濃紺のコットンパンツです。

イプシロンコーデ有り難うございます!



横と後ろから見ると、ちょうど良いフレア具合が分かります。しっかりとしたツイードなのでフレアも綺麗に出ます。
腰ポケットをパッチにし、ベントもフックベントではなく普通のセンターベントです。
乗馬ジャケットのディティールそのままではなく、お客様のご要望に沿ってデザインを変更し、オリジナルな1着を作るというのもオーダーの醍醐味ですね。

T様、いつも有り難うございます!またのご来店お待ち致しております!

2015/11/29

HOLLAND & SHERRY "Perennial Classics" 3 Piece suit Distinto仕立て

いよいよ今年もあと1ヶ月となってきました。
日中も上着が必須ですね。

当店では少し珍しい3ピーススーツのお仕立て上がりのご紹介です。

HOLLAND&SHERRY "Perennial Classics" 
3 piece suit (Distinto仕立て)


英国生地ホーランドシェリーの今期新作バンチ"Perennial Classics"からお選び頂いた濃紺×紫ピンストライプのクラシカルな生地です。バンチ名からも分かる通り、英国調クラシックな色柄を集めたバンチです。縦横双糸のしっかりと織られた280g/mで、秋冬に最適な生地です。

3ピースのお仕立てと生地の相性が良く合っています。

ただ、当店はイタリアの甘く柔らかい仕立てが特徴ですので、英国クラシックとはまた違う雰囲気になっているのが写真でもお分かりいただけると思います。

ベストは4つポケット、前6つ釦の定番の形です。ベストもジャケットと同じ柔らかい毛芯を仕様しております。

画像ではわかりませんが、パンツも股上深め、ハイバックでサスペンダー仕様です。

N様、いつも有り難うございます!是非またのご来店お待ち致しております!

2015/11/25

H.Lesser&sons × CARLO BARBERA Double breasted suit Distitno仕立て

寒い日が続いております。
乾燥もしておりますので、体調管理には気を付けたいものです。

お仕立て上がりのご紹介です。

H.Lesser&sons SPECIAL COLLECTION by CARLO BARBERA
Double breasted suit (Distinto仕立て)

今期復刻された英国高級服地のH.Lesserとイタリアの高級服地ブランドであるカルロ・バルベラのコラボレーション生地で、ダブルブレストのスーツを御注文いただきました。
この生地バンチは色柄も多数ありますが、あえての紺無地です。
紺無地がゆえに、生地の絶妙な色合いや質感の上品さが目立ちます。

サイドベンツも無いように見えます。

N様、いつも有り難うございます!シングルの方は後ほど掲載させて頂きます!

2015/11/23

HOLLAND&SHERRY HarrisTweed "GIACCA CAMICIA" Distinto仕立て

天気のはっきりしない日が続いております。
気温も日によって大きく違うので着るものも迷いますね。

本日は先日お納めしましたジャケットのお仕立て上がりのご紹介です。

HOLLAND&SHERRY HarrisTweed
グレーヘリンボーン 470g-500g/m
GIACCA CAMICIA (DISTINTO仕立て)



英国の雄HOLLAND&SHERRYのHarrisTweedからお選びいただきました。目付が470g-500gとコート地としても使えるしっかりとした肉厚生地です。遠目では分かりませんが、グレーに青の糸が少し混ざっているヘリンボーンですので、独特な色合いになっています。

お仕立てはGIACCA CAMICIA仕様で、生地が重い分内容物は極力省いております。また、きちんと体型のバランスに合っておりますので着用すると重さはさほど感じません。

この生地ですと馴染むまでに相当時間がかかるでしょうが、その分何十年と着用でき、長く育てていけるジャケットです。

K様、いつも有り難うございます!是非長く御着用ください!

2015/11/13

Joshua Ellis ESCORIAL WOOL100% Chesterfield coat Buono仕立て

立冬を迎え暦の上ではもう冬です。
コートを着ている方もちらほら見かける季節になってきました。

本日はコートのお仕立て上がりのご紹介です。


Joshua Ellis ESCORIAL WOOL 100%
Chesterfield coat (Buono仕立て)



英国服地の老舗Joshua EllisのESCORIAL WOOL100%でお仕立てしたチェスターフィールドコートです。主にビジネスで着用されるので、上衿は共生地、フロント釦は打ち抜きに致しました。更に、見た目には分かりませんが、持ち運びしやすいようにバス芯とパットを省いた軽いお仕立てになっています。

このエスコリアルウールのコート地は、カシミアのような手触りとしっかりとした肉厚感が素晴らしい生地です。暖かさも申し分なしでこれからの季節最適です。

T様いつも有り難うございます!着用すればするほど良い風合いになっていく生地ですので、是非末永くご愛用ください!



2015/11/06

YOSHI FUNABASHI 2016春夏コレクション

気持ちの良い秋晴れが続いております。

さて、来週の13日から4日間、弊社代表船橋幸彦のお兄様である、船橋芳信氏がデザイナーを務めるYOSHI FUNABASHIの2016年春夏コレクションの展示会を弊店で開催致します。

ミラノを拠点にヨーロッパは勿論、日本のセレクトショップでも取扱いのあるYOSHI FUNABASHIは、テーラードをベースにしたデザインと独創的な素材使いが特徴的なブランドです。

どなたでもご来場可能ですので、ご興味のある方は是非この機会にお越し下さい。


YOSHI FUNABASHI 2016春夏 メンズ&レディースコレクション

日時 : 2015年11月13日(金)~11月16日(月) 10時~18時30分
場所 : サルトリア イプシロン  


<YOSHI FUNABASHI>デザイナー 船橋 芳信
日本でフリーのパタンナーとして活動し、その後1980年にイタリアに渡り、数々のブランドのコレクションに参加。1986年ミラノにてSTUDIO YPSILON設立。1992年にレディースコレクション、2002年メンズコレクション発表。2003年にヨーロッパ市場にコレクションを発表し、世界各地のセレクトショップに展開。2007年、2008年にはピッティに出展。
日本には年2回帰国し、長崎・大阪・東京で展示受注会を開催している。


YOSHI FUNABASHIのホームページ
http://www.yoshifunabashi.it/

お問い合わせは弊店までご連絡下さいます様お願い致します。
期間中もサルトリアイプシロンの営業は通常通りです。



2015/10/31

Harrisons of Edinburgh "FINE CLASSICS" Suit Buono仕立て

一段と気温が下がり、秋冬物のスーツの活躍する時期になってきました。

お仕立て上がりのご紹介です。

Harrisons of Edinburgh "FINE CLASSICS" Suit (Buono仕立て)


英国服地のハリソンズの"FINE CLASSICS"というバンチからお選びいただきました。英国らしい370g/mのしっかりとした肉厚のスーツ地です。バンチ名からも分かるように無地からストライプ、グレンチェック等クラシックな色柄を網羅しているので、定番生地を探している方に適したバンチです。
今回はグレンチェックに水色のオーバープレイドの入ったクラシックな柄をお選び頂きました。生地のコシとお仕立てとが相まって立体感と丸みがすごく良い感じです。

Y様、いつもありがとうございます!

2015/10/24

CERRUTI "OXYGEN" Double breasted jaket Buono仕立て

世間はハロウィンで賑わっていますね。

秋冬新作生地でのお仕立て上がりのご紹介です。

CERRUTI "OXYGEN" Double breasted jacket (Buono仕立て)

チェルッティのジャケットバンチ"OXYGEN"からダークグレーヘリンボーンの生地をお選び頂き、ダブル4つ釦下掛けのデザインです。腰ポケットはパッチポケットにしております。
この生地はウール100%なのですが、とにかく手触りが柔らかく、カシミア混のような感触です。320g/1mと決して軽いという訳でもなく、しっかりしています。
また、チェルッティの生地全般に言えますが、ありそうでない色柄が豊富で、今回の生地もこのグレーと黒の中間の色味は他にはありません。独特です。

お仕立ては芯一枚パット無しのGIACCA CAMICIA仕立てですので、かっちり見えますがその実軽い着心地になっております。

首のポイントにも乗っています。
タイドアップも良いですが、逆にさらっと羽織るように着ていただいても良さそうです。

T様いつも有り難うございます!

2015/10/22

DORMEUIL "KRONO" Suit Buono仕立て

久々の投稿です。
気持ちの良い秋晴れが続いております。気温も過ごしやすくて良いですね。

秋冬の御注文が続々と出来上がってきておりますのでご紹介いたします。

DORMEUIL "KRONO" Suit (Buono仕立て)

ドーメルの今期秋冬新作バンチ"KRONO"からお選びいただきました。濃紺地に同色とブルーの織りストライプが入った綺麗な生地です。ドーメルらしい紺の発色と色の組み合わせです。
このKRONOはクロノグラフからきている名称で、シワになりにくいビジネスマンに最適なスーツ地です。
290gとそんなに薄い生地ではなく、仕立て映えもする良い生地ですね。
バンチの内容も無地、ストライプ、チェック等メジャーな色柄はほぼ揃っていて必ず気に入る生地が見つかるバンチとなっています。


サイドベンツも綺麗に閉じて、ノーベントのように見えます。肩も綺麗にはまっています。

S様、いつも有り難うございます!次回もご期待下さいませ!

2015/10/07

H.Lesser & sons 8/9オンス Double breasted suit Buono仕立て

秋です。
日中と朝夕の寒暖差がありますので、体調にはくれぐれもお気を付けください。
しかし、やっとスーツやジャケットがちょうど良い楽しい季節の到来ですね。

今回は夏前にお納めしたクラシックなダブルスーツのお仕立て上がりです。やっと着用できる季節になり、着てきていただいたのでご紹介いたします。


H.Lesser & Sons 8/9ozs 
Double breasted suit (Buono仕立て)

英国高級服地のH.Lesserのピンストライプダークグレー生地です。こちらは8/9ozs(260g/m)の春夏生地になります。季節的には今時期が一番着やすいですね。

背中、肩周りも収まっております。

やはりクラシックなダブルのスーツには英国生地の雰囲気がばっちりです。
ここ最近弊店ではダブルの中掛けでなく下掛けでの御注文も増えておりますが、どちらも雰囲気があってカッコいいです。

H様、着てきていただきありがとうございました!

2015/09/30

雑誌掲載のお知らせです

すっかり秋めいた気温になってきましたね。

本日は雑誌掲載のお知らせです。


雑誌「Richesse(リシェス)」の2015秋号、遠山周平先生が寄稿された「オーダースーツの未来は日本にある(P.206)」という文章にて、サルトリアイプシロン船橋幸彦の「やじろべえ」理論に触れていただいております。
遠山先生には以前「やじろべえ」体験もしていただき、この理論をご理解いただいておりますので、掲載内容も分かりやすく大変面白いです。※遠山先生のやじろべえ体験

雑誌自体も、婦人物がメインで男性物の掲載は一部ですが、すごく内容の濃い雑誌ですので、単純に性別限らず楽しめます。

是非皆様もご一読ください!

2015/09/18

DRAPERS ARRIVAL SUPER110'S suit Distinto仕立て

秋めいてきました。朝夕と日中の気温差がありますので、風邪には気を付けたいものです。

お仕立て上がりのご紹介です。


DRAPERS "ARRIVAL SUPER110'S" WOOL100%(Distinto仕立て)


イタリア生地ブランド、ドラッパーズの秋冬合い物スーツ地ARRIVAL SUPER110'S ウール100%です。この時期から春先まで着用できるので、かなり重宝します。
遠目では分かりづらいですが、同色でグレンチェックが入っております。ぱっと見は無地に見えるくらいの控えめな柄だと、シャツやタイなどの邪魔もしないので着回しもききます。

今回が1着目の御注文のお客様でしたが、気に入って頂けたようで我々も嬉しいです。
K様、どんどん精度も良くなっていきますので、今後もご期待下さい!




2015/09/14

ISETAN MEN'S "INTERVIEW TO THE TAILOR"

先週の9月9日(水)から明日9月15日(火)まで、伊勢丹メンズ館5階のメイド・トゥ・メジャーコーナーにてサルトリアイプシロンのオーダー会を開催しております。

それに伴い、ISETAN MEN'S NET内の"INTERVIEW TO THE TAILOR"という対談企画に弊社代表船橋の記事がアップされております。

この企画は今回のオーダー会を行っているテーラーの方々が、ゆかりのある方とゆかりのある場所で対談を行うというもので、船橋は40年来のお付き合いのあるリンガーハット会長の米濱様と日本橋倶楽部で対談をさせていただきました。

8月6日のブログに掲載しているお仕立て上がりが実は米濱様で、この対談の時に着ていただきましたのでご注目ください。スーツだけでなくシャツもタイもチーフもサルトリアイプシロンオリジナルというフルコーディネートをしていただき嬉しい限りです。

船橋と米濱様は長いお付き合いではありますが、一緒にこのようなメディアに出ることは初で、貴重且つ記念になったのではないでしょうか。

船橋と米濱様の人となりが垣間見えるすごく良い対談なので、是非ご覧ください。

ISETAN MEN'S NET 船橋対談企画 前編
ISETAN MEN'S NET 船橋対談企画 後編

リンガーハットHP
リンガーハットwiki

2015/09/11

コート早期受注フェア開催です

サルトリアイプシロンでは今週の月曜から秋冬が立ち上がりましたが、今期秋冬はコートの新作バンチを例年より多く取り揃えました。
そこで、是非皆様に御覧頂きたく、明日から9月いっぱいまでコートの早期受注フェアを開催致します。


コート早期受注フェア  9月12日(土)~9月30日(水)


店頭にあるコートのサンプルをご紹介いたします。

ポロコート:Polo coat/Ulster coat (チャコールグレー・カシミア100%)
最近では既成品でも見ますが、イタリアのサルトが得意としているポロコートです。
前面はアルスターカラーとダブルの打ち合い、ターンナップカフ、パッチ&フラップポケットが特徴です。背面はインバーテッドプリーツ、腰のベルトが特徴です。
クラシカルなコートですので、こちらのサンプルは着丈も長めです。
王道はキャメル生地なのでしょうが、こちらはカシミア100%のコート地です。


ポロコート(ハリスツイード・ウール100%)
上のポロコートとディティールは同じですが、ハリスツイードを使い、着丈を短めにしていることで少しカジュアルに落とし込みました。
同じ形でも素材と着丈で印象が変わります。現代で着やすいのはこちらではないでしょうか。


チェスターコート:Chesterfield coat (ウール100%・ライトグレー・上衿ベルベット)
シングルコートの代表格チェスターコートです。本来は前は釦の見えない比翼仕立てですが、サンプルはぶち抜きにしてます。上衿は身頃と同じ共生地にされるとビジネスではもっと着やすいかと
思います。チェスターコートはダブルも人気です。


ナポレオンカラーコート:Napoleon collar coat(ウール100%・ダークグレー)
こちらのコートは船橋オリジナルの形です。ナポレオンカラーがトレンチコートのようですが、全体の雰囲気はそれとはまた違います。
使用している生地は光沢の綺麗なウール100%です。着丈をもっと短くし、ざっくりとしたツイードや柄のある生地で仕立てるとカジュアルなハーフコートにも出来る汎用性の高いデザインです。


 インバネスコート:Inverness coat(ウールギャバジン・ベージュ)
最近ではあまり見かけないインバネスコートです。ケープがそんなに長くないので、ミリタリーの雰囲気に近いです。こちらは船橋がイタリアにいた時代に作ったものです。袖口のベルトの形や襟、ハンドステッチなど要所にイタリアらしい雰囲気と手仕事による柔らかさが出ています。


そして、今期入ってきております新作コートバンチもご紹介いたします。

FOX BROTHERS

Joshua Ellis & William Halstead

W.Bill

Harris Tweed

とにかくどのコート地もすごく良いです。
がっちりした堅牢でクラシカルな生地から、滑らかなカシミア、色柄の綺麗なウール地など多種多様です。
この他にも、新作ではないですが今期も継続のコートバンチや、店頭の着分在庫で葛利毛織のコート地やハリスツイードもございますので、選べる種類が本当に豊富です。

そしてフェア中、新作コート生地での御注文は5%OFFとさせていただきます。(現金でのお支払いに限ります。カードでのお支払い及び継続生地での御注文は対象外となります)

この時期にコートを御注文されますと、着られる時期よりちょっと前にお渡しできますので、寒い冬を新しいコートと共に十分楽しんでいただけます。

是非この機会をお見逃しなく!