2017/03/26

ネクタイ入荷です

3月も後半になり、桜の開花宣言も出ましたね。

もうすぐ年度も切り替わり、新鮮な気持ちになる時期です。

そんな時期におすすめな春夏の新作ネクタイ入荷しました。


Albeni 1905
(左)ペイズリージャガード シルク100% ¥14,040
(中)レジメンタル シルク50%・コットン50% ¥11,880
(右)レジメンタル リネン70%・シルク30% ¥14,040 

※価格は全て税込です。

イタリア・アルベ二1905のネクタイです。秋冬にもソリッドのネイビーとグリーンのタイを仕入れましたが、春夏は爽やかな色合いの3種類を仕入れました。(アルベ二秋冬ネクタイブログ

レジメンタルはそれぞれシルクコットン、リネンシルクと春夏の装いにとても良く合う構成です。

実際に装着するとこんなイメージです。





やはりシャツはブルーが合うと思います。
大剣幅は3種類とも8.5cmです。


次のネクタイです。 
サルトリアイプシロン シルク100%ネクタイ 各¥11,880(税込)

実はこちらはサルトリアイプシロンのミラノ時代に作ったオリジナルです。
それぞれ1本づつですが新品の状態で出てきましたので店頭に出しました。

今は無きネクタイ用のサルトリアイプシロンタグが付いてます。
下に表記されている「Fuoriserie」 とは特別製というような意味です。

こちらのネクタイはシルク100%ですが、ざっくりとしたマットな質感なので春夏にも適しています。




なかなか大人な雰囲気のネクタイですが、色味も相まって以外と使い易いです。
ちなみにイプシロンオリジナルの2つは大剣幅9.5cmです。


アルベ二のネクタイもそれぞれ在庫が残り1、2本とかなり少なくってきております。
気になられた方はお早めにお問い合わせください!



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-1イマスHKビル5F-B

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp



2017/03/19

2017春夏 新作コレクション

三寒四温の時期ですね。

もうすぐ桜も開花しそうです。

当店では先週の13日(月)から2017年春夏が立ち上がっております。
新作のバンチが到着しておりますので、一部ご紹介致します。

まずはスーツ地を。

チェルッティ CERRUTI  

ホーランドシェリー HOLLAND&SHERRY

ハーディ・ミニス HARDY MINNIS

デルフィノ DELFINO


続いてジャケット地です。

チェルッティ CERRUTI

ホーランドシェリー HOLLAND&SHERRY


ハリソンズ HARRISONS

ドラッパーズ DRAPERS

ソンドリオ SONDRIO 
リネンコレクションです。

ハーディ・ミニス HARDY MINNIS
こちらは竹(バンブーレーヨン)100%生地です。

バンブーはサンプルジャケットも作りました。
しっとりと柔らかい高級感のある素材です。


フォックス FOX BROS
フランネルで有名なフォックスですが、春夏に最適な超軽量、シャツのような生地コレクションが入ってきました。

こちらもサンプルを作りました。
一見普通のチェックジャケットですが、、、

ものすごい薄いです。本当にシャツのような肌触りと柔らかさですが、ウール100%です。
こちらの生地、これだけ薄く柔らかいのにハリがありシワになり難いので、着ていてもクタクタにならないという驚きの代物です。


今季も例年通りジャケット地の種類がとにかく豊富です。色柄も然ることながら、竹素材などの今までにあまりなかった素材を使用した生地も増えております。
またスーツ地もジャケット地も、日本の気候に適したシワになり難い強撚織りでメッシュのような生地が増えました。

クールビズの昨今ですが、やはりジャケットを着用する機会もまだまだあります。
そんな方には当店の芯一枚仕立てがお勧めです。更にメッシュ芯を使用すると夏場でも風の抜ける快適なジャケットとなります。

その他新作生地はまだまだございますので、気になられた方は是非一度ご来店くださいませ。



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-1イマスHKビル5F-B

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2017/03/13

ヴィンテージ・チェルッティ お仕立て上がり

着実に春になってきました。
まだまだ気温は寒いですが、日中は気持ちの良い日が続いております。

時期的には春夏のコレクションが始まりますが、今回は秋冬物のジャケットのお仕立て上がりです。


CERRUTI チェルッティ・ヴィンテージ生地使用 ジャケットお仕立て上がり
ジャッカカミーチャ仕様


先日から当ブログでもお知らせしておりましたイタリア・チェルッティ社のヴィンテージ生地でのお仕立て上がりです。
(生地の詳細は以前のブログをご覧ください→ヴィンテージ・チェルッティ 


太い糸で密に織り上げられた生地は、とにかくしっかりとした生地です。コート地でもここまでのしっかりした物は現代ではあまり見かけません。

また、知り合いの織り屋さんにこちらの生地を見てもらったところ、生地の織りも5色以上の糸から構成されております。この織り方は今でも作ろうと思えばできなくはないそうですが大変贅沢な仕様なようで、現代ではほとんど見ないとの事です。

 そんな背景のあるヴィンテージ生地を現代の技術で洋服に仕立てるというのは、我々作り手としても大変貴重です。

生地の重さはありますがお客様の体型バランスにきちんと合っておりますので、着ると重さは感じません。


やはり動いた時に真価を発揮します。動いても首の後ろのポイントがずれることなく乗っています。

生地自体も約40年前にデザインされたものとは思えないですね。今着ても全く問題ありません。やはり良い物は時代を超えます。
これからどんどん体に馴染んでいく生地と仕立てですので、がしがし着ていただきたいですね。

H様、御注文有り難うございました!またのご来店お待ち致しております!





サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-1イマスHKビル5F-B

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2017/03/11

イタリアの日本語新聞



この度3月8日にイタリアではCiao! journal 月刊日本語新聞第1号が発行されました。
こちらの新聞はイタリアにおける日本語新聞を発行するために設立され、在伊の日本人の方々にイタリアの事をより良く理解して頂くと同時に故郷から離れて暮らす日本人の心の支えに、憩いの場になるような新聞作りを目指しております。

実は代表船橋のお嬢様もこちらの新聞に携わっており、これからますます国際化が進む中で、イタリアに住む日本人の子供たち、現地イタリア人に向け日本文化への理解や日本人の物の見方、感性を伝えるツールとして手に取って頂きたいと考えているようですね。

今回発行された第1号は移民3世や4世の自身の見た目と国籍が異なる事で生まれる葛藤やアイデンティティについて悩む姿が記事に掲載されており、日本在住の皆様が読まれても大変興味深い内容でございます。

Ciao! journal は2017年3月号をスタートとし、年間11回発行しているそうで、日本では年間購読を11ユーロ(現時点では1350円ほど)で行っているようです。
ローマやミラノでは無料配布しておりますので、イタリアを訪れた際はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。





Ciao journal 月刊日本語新聞 facebookページ
https://www.facebook.com/ciaoJOURNAL/?fref=ts


2017/03/09

出島表門橋


みなさまご存知でしたでしょうか?

弊社の代表船橋の故郷長崎では、2013年12月から明治時代に撤去された出島の表門橋を復元するプロジェクトが発足され、今年の2月27日遂に「出島表門橋」が完成致しました。

元々長崎市では1951年から100年計画で出島を復元する計画があり、今回の表門橋架設もその一環として進められていたようですね。

出島に橋が架かるのは実に130年ぶりの事だそうで、当日は架橋イベントとして橋の完成を見物する為多くの人々がカステラを片手に完成を見守っていたそうですよ。

代表船橋もこれを大変喜ばしく思い、ぜひみなさまにお知らせしたいとの事でしたので、ブログに綴った次第でございます。

~船橋からのコメント~
出島に130年前の橋が再現されました。
私は長崎市生まれの長崎育ちなので、これは大変興味深く、嬉しい出来事です。
この出島が日本の近代化を早め、大事な役目を果たしたことは、皆様もご存じのことと思います。
そして昨年、出島は世界遺産として登録されました。

「市井」という言葉がありますが、井戸のある所に人が集まるように、「外来の新しい知識」のある出島に人が集まり、すべてが分け隔て無く啓蒙され、新しい物事が生まれていったのでしょう。

私どもがアトリエを構えるここ日本橋も、江戸時代に五街道の起点であったことで地方から多くの人が集まり、混ざり合った結果、新しい文化を産み出す拠点の「市井」となっていきました。

当時、日本橋四丁目には長崎屋と云う薬種屋がありました。
長崎に駐在していたオランダ商館長の江戸参府の折の定宿地となり、またそれにはケンベルやツンベルク、シーボルトなどといった医師が随行したため、長崎屋は江戸唯一の外国人の交流地としても有名になり、日本の名だたる人達が訪れた様です。

そして私は、この日本橋4丁目に、長崎、東京、ロンドン、ローマ、ミラノとめぐりめぐったあと、戻って参ったのです。





こちらの写真は弊社からも近い室町3丁目交差点の新日本橋駅4番出口脇に設置されている説明板でございます。

春の訪れも近くなりましたので、弊社に訪れた際は近隣を散歩しながら長崎と日本橋との繋がりや江戸文化に思いを馳せるのもまた一興かと存じます。



2017/03/03

チェルッティ ビンテージ生地について

3月に入りました。春です。

以前ご紹介致しましたチェルッティのビンテージ生地ですが、お蔭様で完売となりました。(以前のブログはこちら

色柄も珍しく、更にクオリティが高く状態も良いあのような生地はなかなか出てこないのですが、勝るとも劣らないビンテージ生地が今現在ならまだまだ豊富にございます。
むしろチェルッティビンテージは1979年製でしたが、それより古い生地もあると思います。

ただ、古ければ良いという事でもありませんので、状態も含めてきちんとしたものを店頭にはお出ししております。

引き続き皆様のご来店、心よりお待ち致しております。



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-1イマスHKビル5F-B

03-6225-2257

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