2018/04/10

YPSILON ATELIER CONCERT 次回開催日のお知らせ

新年度に入りましたね。
この時期は何かと慌ただしくなりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社も芳さんの展示会がありこの1週間慌ただしく過ぎましたが少し落ち着いてまいりました。


3月度のアトリエコンサート、ご来場いただいた皆様ありがとうございます。
毎度多くの方にお越しいただき感激です。
3月は前回のブログでご紹介したソプラノ種谷さん、テノール田中さん、ピアノ齋藤さんの3名による演奏でした。
種谷さんは先月ソロコンサートも開催しており、皆様とてもご活躍されているようです。



プログラム
・アヴェ・マリア / シューベルト
・アヴェ・マリア / カッチー二
・アヴェ・マリア / マスカー二
・ゆく春 / 小野芳照作詞 中田喜直作曲
・鐘がなります / 北原白秋作詞 山田耕作作曲
・私が街を歩くと / プッチーニ作曲 オペラ「ラ・ボエーム」よりムゼッタのアリア
・誰も寝てはならぬ / プッチーニ作曲 オペラ「トゥーランドット」よりカラフのアリア
・見上げてごらん夜の星を / 永六輔作詞 いずみたく作曲






演出上詳しい説明を入れられませんでしたが、3大アヴェ・マリアの内シューベルトとカッチーニの楽曲とマスカーニの世界で最も美しい間奏曲と言われているオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』にピエトロ・マッツォーニが詩を付けた楽曲をお聞きいただきました。



シューベルトのアヴェ・マリア、本当は『エレンの歌 第3番』といい、スコットランドの詩人ウォルター・スコットの叙情詩『湖上の美人』から詞を引用し、ドイツの教育者アダム・ストルクがドイツ語に翻訳しシューベルトが曲をつけました。
湖上の貴婦人エレンが追放された父親と共に追われる身となり、聖母マリアに助けを求めて祈る歌で、歌い出しと歌い終わりの歌詞がアヴェ・マリア。
これがとても印象強く、いつしかシューベルトのアヴェ・マリアと呼ばれるようになったようです。



またカッチーニのアヴェ・マリアは、現在ではカッチーニ作曲ではないと言われております。
旧ソ連の作曲家、リュート、ギター演奏者ウラディーミル・ヴァヴィロフが作曲し作者不明で1970年頃に発表、死後にD・カッチーニの名で再レコーディングされため(恐らく1974年頃)、近年ではジュリオ・カッチーニ作曲と誤解されたようです。 
ヴァヴィロフは他にも昔の古典作家の名を借り、自身の曲を発表しております。
有名作曲家の名であれば楽曲の注目度も変わるという事をヴァヴィロフ自身よく分かっていたからなのでしょうね。






そしてトゥーランドットのアリアは初回のアトリエコンサートでも歌っていただきましたが、歌い手が変わると曲の味わいも変わるものでまた違った印象を受けました。
こういった聞き比べが出来るのもとても面白いものです。








さて次回のアトリエコンサートですが、5月の開催です。

YPSILON ATELIER CONCERT
開催日: 5月11日(金)
開場 : 18:30 ~
開演 : 19:00
会場 : サルトリアイプシロン
チケット代:2,000円
お問い合わせ: ypsilonconcert.tokyo@air.ocn.ne.jp
                     03-6225-2257
*ご来観にあたりお電話、メールにてご予約をお願い致します。
 まれに返信メールが迷惑メールボックスに届く場合がございます。
 返信メールが届かない場合、迷惑メールボックス、フィルターの確認をお願い致します。


今回はソプラノとカウンターテナーです。
実はこのお2人もミラノの工房で歌っており、とても評判が良かったそうなので私共も楽しみにしております。
ピアノは前回同様齋藤さんの演奏です。




Soprano 山本 彩恵子やまもと さえこ

北海道稚内生まれ、函館育ち。昭和音楽大学声楽科卒業、同大学院専攻科・第31期藤原歌劇団育成部を修了し同歌劇団に所属。
2015年よりイタリア・ミラノへ留学。
これまでに「フィガロの結婚」スザンナ役、「カルメン」メルセデス役、「電話」ルーシー役、「ヘンゼルとグレーテル」眠りの精役、「愛の妙薬」アディーナ役を演じた。
好きな季節:夏。雪国育ちだが、冬の寒さにはめっぽう弱い。ナポリで食べた揚げたてフリットミストに冷えたスパークリングワインの相性が忘れられない。
 好きな映画:スターウォーズ。関連商品には興味はないが、ストーリーを語らせたら止まらなくなるマニアである。



Counter tenor 新田 壮人 にった まさと

国立音楽大学大学院修了。
34回ソレイユ音楽コンクール声楽部門第2位及び優秀賞受賞。多数の宗教曲・オペラ作品において、日欧で舞台を踏み研鑽を積む。
現在、ミラノ市立音楽院修士課程バロック声楽専攻1年に在籍。今年7月末にデュ・フルネ音楽祭に参加予定。
好きな季節:初秋。この時期高尾山へ登りに行った後ビアガーデンで食欲の秋を満喫。
好きな映画:もののけ姫。小さい頃、オープニングを歌っていた米良さんの歌を聴いた時、それがカウンターテナーというのは知らなかったが、衝撃を受けた覚えがある。



Piano 齋藤 亜都沙 さいとう あづさ 

国立音大ピアノ専攻首席卒業。
同大学院修士課程ピアノコース修了。
武岡賞受賞、岡田九郎記念奨学生。
読売新人演奏会、皇居桃華楽堂御前演奏会ほか多数出演。
現在、安井耕一氏の元でソロの研鑽を積み定期的にリサイタルを開催している。
また室内楽、声楽伴奏を中心に著名な音楽家との共演を重ね活動の幅を広げている。
好きな季節:初夏。新緑が美しく色鮮やかな自然に心が躍る季節です。
好きな映画:ライフ・イズ・ビューティフル。「ボンジョールノ~プリンチペッサ~」という台詞が兎に角印象に残る。重いテーマの中で人生の素晴らしさを明るく描写していて観終わるとジーンと心温まります。



今回の自己紹介文はとてもユニークです。
新田さんやはり米良さんの影響を受けているのですね。
山本さんはスターウォーズですか!
今年は『ハン・ソロ』も公開されますね。
そして齋藤さんは名作ライフ・イズ・ビューティフル。
選ぶ映画で人柄が伺えるようでとても面白いですね。
次回のコンサートも盛況になるよう皆様のご来場心よりお待ちしております。





サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

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2018/04/05

タキシードお仕立て上がりのご紹介

暖かい日が続いております。
春を通り越して初夏のような感覚もありますね。

本日はタキシードのお仕立て上がりのご紹介です。



<カノニコ モヘアバラシャ シングルタキシード上下>

こちらのお客様はチェロ奏者の方で、演奏の際に着用するタキシードをお仕立て致しました。
生地はイタリア・カノニコ社フォーマル用のモヘアバラシャ(ウール71%・キッドモヘア29%)です。
演奏で着用されるので、ラペルは拝絹ではなく敢えて共生地です。
画像では見えにくいですがパンツのサイドには側章が付いております。
芯1枚仕立てのジャッカカミーチャ仕様ですので軽く涼しく、そして動きやすいお仕立てです。


演奏の際の着心地を確かめて頂くため、実際に弾いていただきました。


当然ですが演奏の際、右腕と左腕の動きは全く違います。特に弦を持つ右腕は袖が引っ張ったりなどのストレスがあってはいけませんので、そのような動きを考慮した作りになっております。

K様、御注文有り難うございました!またのご来店お待ち致しております!



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2018/04/03

お仕立て上がりのご紹介 2

前回のお仕立て上がりのご紹介続きです。


<ビンテージ テーラーロッジ ピンヘッドグレー スーツ>
ビンテージのテーラーロッジです。この生地は船橋の実家に眠っていた通称”長崎ビンテージ”の一つです。恐らく30年は経っていると思われる生地ですが、数ある長崎ビンテージの中でも極上コンディションで残っておりました。
時間が経ってるとは思えないほどソフトな手触りですが弾力もあり、現行の生地とは風合いがまるで違います。
調べてみるとやはり低速織機で織られていました。(現在のテーラーロッジの生地は高速織機で織られています。)
何十年と生地のまま眠っていたものを、洋服として蘇らせるというのは我々としても貴重な経験でした。


ちなみにですが、長崎ビンテージの生地はまだ色々ございます。
同じくらいミントコンディションの日本の生地や英国の生地もたくさんあり、低速で織られていた極上な日本製生地などもありますので、是非皆様店頭に探しにいらしてください。



<フィンテックス・オブ・ロンドン ネイビージャケット>
生地のロールスロイスとの異名を持つフィンテックスです。
艶のあるネイビージャケット、色気あります。
スーパー100’sと今では決して薄くないタイプの生地ですが、このフィンテックスの生地はその厚さを感じない柔らかな手触りにビックリです。さすがロールス。



<ホーランドシェリー スーパー140’s ネイビーブレザー&ホワイトパンツ>
同じ生地でお仕立てしましたネイビーブレザーと白パンです。
このネイビーブレザー&白パンの組み合わせは定番であり憧れですね。
ホーランドシェリーのスーパー140’sシリーズは滑らかで且つしっかりとしたコシがある本当に良い生地です。発色も綺麗で、今季からバンチがリニューアルし色柄も増えました。




<ジョシュア・エリス エスコリアルウール ネイビーチェスターコート>
ウールの中でも希少なエスコリアルウール100%のコート生地です。
カシミアのような質感と、ウールの扱いやすさを備えた生地は抜群です。
比翼仕立て、上衿ベルベットとクラシカルなデザインのチェスターをお仕立てしました。




<ハリソンズ カシミア100% ポロコート>
今ではここまでロング丈のコートの御注文はなかなかありませんが、良いですね。
ハリソンズオブエジンバラの580g/mとかなり肉厚なカシミア100%のコート地を、更にロング丈、ラペル幅広、腰ベルトとふんだんに使用したポロコートです。
フロントにはボタンは敢えて付けず、ベルトで留めるだけのラップコート仕様。
胸ポケットもパッチにし、クラシックでスポーティなズバリなポロコートです。




以上、遅ればせながらそして簡単ではございますが、秋冬の一部お仕立て上がりのご紹介でした。

現在は絶賛春夏の新作展開中です。今季の春夏も良い生地沢山あります。
新たに取扱いを始めたメーカーや、久々に新作バンチを入れてその良さに改めて驚かされたメーカーなどオススメが多数ございますので、是非皆様のご来店をお待ち致しております。


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2018/04/02

お仕立て上がりご紹介

葉桜の季節です。
今年は花粉がものすごい事になっていると方々から聞きますが皆様如何お過ごしでしょう。

昨年10月の移転以降、お客様のお仕立て上がりのご紹介がなかなか出来ずにおりましたので、昨年末の秋冬お仕立て上がりを一部簡単にご紹介させて頂きます。


<アリストン コットンダイアゴナル ブラック ジャケット>
イタリア アリストン社の肉厚コットン100%を使用したジャケットです。
フロント4つ釦、パッチポケット、画像では分かりにくいですが上衿の方がラペルよりも幅広にしております。様々なコーディネイトが楽しめるジャケットですね。


<アリストン コットン ブルーグレー スーツ>
こちらもアリストンのコットンです。
イタリアのコットンはこのような中間色が凄く綺麗な印象です。
コットンスーツも着込んでいく楽しさがあり、ウールのスーツとはまた違う楽しみがありますね。


<ドラッパーズ ローリサジェッション ネイビーウィンドウペン ジャケット>
<チェルッティ カプリッチオ ブルーグレー パンツ>
ジャケットのネイビーにピンク格子の生地は、さすがのローリサジェッションとも言うべき色味です。合わせたチェルッティのブルーグレーはパンツに最適な生地バンチで、全て無地ですがカラーバリエーションが豊富です。上下とも画像では明るく見えますが、実際はもっと落ち着いた色です。



<ハリソンズ キャシェ オーバープレイド ジャケット>
英国ハリソンズオブエジンバラのカシミア100%ジャケット地”キャシェ”のオーバープレイドです。
こちらのバンチは既に廃版となっており、この生地も着分生地が問屋さんに残っていたのを買い付けたものです。手触りがとにかく素晴らしく、ずっと触っていたくなるほどの生地です。生地の色柄も綺麗ですが、写真の赤ニットとチャコールパンツとの組み合わせかなり最高です。





今回は以上です。
続きは次回ご紹介致します。




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2018/03/25

Yoshi Funabashi 2018-2019 Autumn/Winter Collection 開催のお知らせ

絶好のお花見日和ですね。
暖かい空気が心地良いです。

さてもうすぐ4月です。
船橋のお兄様、芳さんが展示会開催の為来日致します。
今回はYoshi Funabashi 2018-2019秋冬コレクションです。


Yoshi Funabashi 
2018-2019 Autumn/Winter Collection
開催期間:4/5(木)‐ 4/8(日)
開場時間:10:00~18:30
会場:サルトリアイプシロン
連絡先:03-6225-2257







写真を見る限りですが、今回の秋冬コレクションは落ち着いた色味で展開されてされているようです。
私共もまだ拝見しておりませんので心待ちにしております。
こちらの展示会はどなたでもご覧頂けますので、ぜひお越し下さいませ。


お問い合わせは弊店までご連絡下さいます様お願い致します。
期間中もサルトリアイプシロンは通常通り営業しております。

*メールでのお問い合わせについて
弊社ではお問い合わせ頂いたメールへ翌日までに返信をしておりますが、まれに返信メールが迷惑メールボックスに振り分けられてしまう事もございます。
お手数ですが、メールが届かない場合は迷惑メールボックスやフィルタリングのチェックもお願い致します。




<YOSHI FUNABASHI> デザイナー 船橋 芳信

日本でフリーのパタンナーとして活動し、その後1980年にイタリアに渡り、数々のブランドのコレクションに参加。1986年ミラノにてSTUDIO YPSILON設立。1992年にレディースコレクション、2002年メンズコレクション発表。2003年にヨーロッパ市場にコレクションを発表し、世界各地のセレクトショップに展開。2007年、2008年にはピッティに出展。
日本には年2回帰国し、長崎・大阪・東京で展示受注会を開催している。


YOSHI FUNABASHIのホームページ
http://www.yoshifunabashi.it/




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2018/03/18

2018春夏新作生地のご紹介

桜の開花宣言で春の到来ですね。
弊社も19日(月)より春夏コレクションに切り替わります。
バンチも続々と入荷いたしましたので、一部ご紹介致します。


今季最注目のバンチはロロ・ピアーナです。
というのも、弊社では数年前までミラノのロロ・ピアーナとお取引をしていたのですが、生地入荷のタイムラグや価格などの関係でここ数年取扱いを止めておりました。
しかし、やはり御客様からのご要望も多く、満を持して今季よりお取扱いを再開する事になりました!

改めて見ると色柄の上品さは群を抜いている印象を受けます。流石です。
ではご紹介を。


まずはロロ・ピアーナ新作ジャケットコレクションです。
ウール、シルク、リネン三者混のサマーツイードが豊富でウール100%のホップサックもございます。
ざっくりとした網目が柔らかな風合いを出し、それでいてサラッとした清涼感のある手触りで、明るい色柄も多くそろえられております。




同じく新作のスーツコレクションです。
ジャケット生地と比べるとこちらは目付が軽く、薄地で滑らかな風合いですね。
こちらはグレンチェックやヘリンボーンなどの定番の柄が豊富ですが、中には
ネイビー×ボルドー×白などの目を引くマルチストライプもございます。
写真の下段にあるソラーロなども夏らしい生地です。




継続バンチから、ロロ・ピアーナの代表的なバンチ『TASMANIAN』です。(写真中央)
希少な素材タスマニアウールを100%使用しております。
生地もSuper 150'sと薄手ですがハリもあるので耐久性があり、断熱性や吸放湿性が優れているのが特徴で、教会ウェア用に製作したプリースト・クロスから着想を得て60年代に製作されたのが始まりとの事です。




『SUMMRER TASMANIAN』(写真中央)はSuper150'sのタスマニアウールと600番手のシルクによりシワになりにくく上品な光沢があり、目付が210~230gとかなり軽量です。

こちらの写真にはSuper170'sのウールと600番手シルクを使用した『ROYAL WISH』(写真右)とSuper170'sのウールとシルクを使用した『ELEGANZA Ⅴ』を並べており、この3つを比べると『ELEGANZ Ⅴ』が一番綾が強く光沢感が目立ちますが、ギラついた感じもなく落ち着いた色味によりクールな印象へと昇華されております。




続いてこちらも新規取扱いのイタリア、ピアチェンツァです。
世界最古といわれる毛織物の伝統を持つピアチェンツァはビエラのメーカーで、弊社ではこのSuper140'sシリーズのみ取り扱っております。
目付も250~270gなので春夏バンチですが通年通して着用頂けます。
全体的に落ち着いた雰囲気でビジネスに使い勝手の良い生地ですが、時折覗かせる鮮やかなブルーや黄色のピンヘッドなどもイタリアらしくて良いですね。




そして今季は葛利毛織のバンチも久々に新作が入荷致しました。
低速織機を使用して1反4日程かけて織り上げている生地はとにかく手触りが素晴らしいです。
素材の細さや糸密度を緻密に計算している為シワになり難く、薄手で柔らかな風合いが特徴です。
モヘア100%生地の質感最高です。



他にも定番で扱っているメーカーの新作バンチも入荷しております。





イギリスからホーランド&シェリーです。
イタリアの生地はどこか男らしさを感じますが、ホーランド&シェリーはイギリスの街並みのようなグレイッシュさと女性的なポップさの二面性があり目を引く生地が豊富で鮮やかです。
テクラナ混紡のジャケットバンチ『XTREME LGTHWEIGHT』(3枚目写真中央)はシャツのお仕立てにも対応できます。




アリストンは今季のバンチもブックの柄が特徴的ですね。
こちらもホーランド&シェリーと同様に生地の質、色柄ともに豊富ですが、アリストン社の生地は独自の艶感やファンシーな柄が多いイメージです。
特に『EVENTS』(下段中央)はパーティーシーンに映える光沢感や華美な柄がそろっております。




チェルッティです。
『OXYGEN』(写真左)にシアサッカーがありますが、ストレッチ性が高く、着用した時に運動しやすい素材です。
全体として密度の高いコシのある質感や気品のある色味でまとめられ、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しております。



最後にドラッパーズ、旧レギュラーバンチをリニューアルしております。
右の2つ、『MOHAIR』と『ASCOT』は無地や通年通して着用出来る素材を中心にそろえられ使い勝手も良いです。
季節感を出すなら左の2つですが特に『DREAM JACKETS』は4つの中で1番色味、素材感共にバリエーションに富んだバンチです。
他のメーカーと比べてドラッパーズは渋く落ち着いた印象がありますね。



他にもお見せしていないバンチが多くございますので、ぜひ店頭までお越し下さいませ。




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2018/03/10

YPSILON ATELIER CONCERT 3月開催 満員御礼のお知らせ

少しずつ空気が暖かくなってきましたね。
通りのオカメザクラも満開でとても綺麗です。

さてアトリエコンサートですが、ご好評につき3月度のご予約が満員となりました。
その為今回のご予約受付を中止致します。
ご予約頂いた皆様本当にありがとうございます。

会場の規模により限られた人数での開催となる為、まだ検討中だという方々本当に申し訳ございません。
今後もイベントを企画しておりますので、次回以降もぜひもご参加下さいませ。
また進展がございましたらブログにてご案内致します。




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2018/03/04

YPSILON ATELIER CONCERT 3月開催 

今日は一段と暖かいですね。
来週はまた冬の気温に戻るようですが、少しづつ暖かくなり春を感じますね。

さてアトリエコンサートは早くも3回目となります。
1月、2月とオペラ公演を行いましたが、出演者の技術や演出の違いによりどちらも素晴らしい公演で感動致しました。
1月は大人の雰囲気が漂う演出でしっとりと聴くオペラしたが、2月はアットホームで明るく楽しい演出でした。
今回はどうなるのでしょう?
とても楽しみですね。


YPSILON ATELIER CONCERT
開催日: 3月29日(木)
開場 : 19:00 ~
開演 : 19:30
会場 : サルトリアイプシロン
チケット代:2,000円
お問い合わせ: ypsilonconcert.tokyo@air.ocn.ne.jp
                     03-6225-2257
*ご来観にあたりお電話、メールにてご予約をお願い致します。



前回までと違い曜日と時間を変更致しましたのでご注意下さい。
開演は19時30分で、15分前までにご入場頂ければ幸いです。
開演30分前から入場でき、回によってはリハーサルを楽しむ事も出来ます。

そしてこの日はミラノから船橋のお兄様、芳さんが展示会の準備で来日します。
こちらの内容も後日ブログにてご案内致しますのでご覧下さい。
芳さんも大のオペラ好きで、ミラノのアトリエコンサートでは歌も披露されているようです。




出演者紹介


種谷  典子   (Sopran)
広島県出身。
国立音楽大学声楽専修及び同大学院声楽専攻を首席で卒業。
皇居桃華楽堂御前演奏会に出演。
新国立劇場オペラ研修所第16期修了。
文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてイタリア・ミラノ及びスイス・ルガーノにて研鑽を積む。
24回リッカルド・ザンドナイ国際コンクール(イタリア)にて特別賞を受賞。





田中 裕太  (Tenor)
東京都小平市出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後、イタリア・ミラノへ渡り研鑽を積む。
ミラノ、ブレーシャ、ブッセート市等において多数のコンサートに出演し、201612月神奈川県民大ホールにてビゼー「カルメン」ドン・ホセ役を演じ好評を博した。
ヴェルディ「椿姫」アルフレード役やプッチーニ「ラ・ボエーム」ロドルフォ役などテノーレ・リリコのレパートリーを多く持つ。





齋藤  亜都沙   (Piano)
国立音大ピアノ専攻首席卒業。
同大学院修士課程ピアノコース修了。
武岡賞受賞。
岡田九郎記念奨学生。
読売新人演奏会、皇居桃華楽堂御前演奏会ほか多数出演。
現在、安井耕一氏の元でソロの研鑽を積み定期的にリサイタルを開催している。
また室内楽、声楽伴奏を中心に著名な音楽家との共演を重ね活動の幅を広げている。




オペラというか声楽で声を分類するとソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスが一般的ですが、もっと細かく分類出来るようです。
ソプラノ・リリコやテノーレ・リリコのように分類される方々は、一般的ではありますが叙情的で表現豊かな声質を持っているとされております。
他にもそれぞれの音域の中でも高めの声質で華やかなレッジェーロや低めの声質で重々しい表現が得意なドラマティコなど。
コロラトゥーラ・ソプラノは魔笛の夜の女王のアリアを連想させます。


当日のプログラムはまだ届いておりませんが、今回もきっと素晴らしい公演となるでしょう。
皆様のご来場心よりお待ち申し上げます。




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2018/03/03

長崎刺繍

ひな祭りも過ぎ気温も暖かくなりましたね。
もう少しで桜も咲きそうです。

先日船橋が長崎に出張に行って参りました。
長崎刺繍職人の三代目嘉勢照太(かせ てるた)先生に刺繍の依頼をしていたので帰省も兼ねて受け取りに訪れた時の様子です。
丁度ランタンフェスティバルも開催していたようです。

長崎ランタンフェスティバルは、元々中国の旧正月を祝う祭りで長崎市新地町にある中華街で行われておりました。
この中華街は横浜、神戸と並ぶ三大中華街の一つで、長崎市は福建省の姉妹都市でもあります。
期間中はランタンやオブジェが飾られ幻想的な街の風景が楽しめ、規模を拡大してからは毎年100万人を超える人々が訪れているそうです。






有名な眼鏡橋もランタンで彩られとても美しいですね。
橋には大勢の観光客がおり賑わっている様子が伺えます。





モチーフも中華的です。
期間中は中国獅子舞、龍踊り、二胡の演奏など様々なイベントも開催しているようです。





中国文化が根付いたのは江戸時代、中国との貿易があった事に由来し、中国との貿易を独占的に行っていたのが長崎港です。
寛永の頃(1624年頃)、唐船が来航した際に唐人達がそのまま長崎に移住し、「住宅唐人」と呼ばれるようになりそこから中国文化や技術が伝えられました。

住宅唐人が居たころは唐人の人数も少なかった為住居の制限がありませんでしたが、年々唐船の来航が増え密貿易も増加し、対策として元禄2年(1689年)に造られたのが「唐人屋敷」です。
屋敷が出来たことにより唐人の住居の制限が出来、外出もあまり認められなかったようです。

唐人屋敷は出島の和蘭屋敷と並ぶ日本の対外貿易の二大拠点のひとつで、敷地総面積は約9,360坪もあり、約1万人の中国人が在住していたようです。
場所は今の中華街から少し外れますが観光スポットにもなっております。

 また、唐船が積荷で使用していた倉庫が海岸にありましたが、火災により焼失し、新たに埋め立て造られた土地が「新地」や「新地蔵所」と呼ばれ、明治維新後、唐人屋敷、新地蔵所が廃止された際に港により近い新地蔵所に在日中国人が集まり今の長崎市新地町の中華街として発展したようです。









前置きが長くなってしまいましたが、次に長崎刺繍についてです。
長崎刺繍もまた中国文化によりもたらされた技術です。
在宅唐人のほとんどが福建省出身だったようで、長崎刺繍の技術も元は福建の技術ではないかと考えられているようです。
その後出島のオランダ商館付き医師としてシーボルトが来日します。
シーボルトは日本に関する膨大な資料を収集しており、そのコレクションは書物や絵画、工芸品など多岐にわたります。
その一つが長崎刺繍が施された「長崎くんち」の衣装です。
「長崎くんち」は諏訪神社の秋の大祭で奉納踊は重要無形民俗文化財に指定されております。
その奉納踊の衣装をシーボルトは持ち帰ったようで、現在ではオランダのライデンやミュンヘンなどを中心に残されているようです。





これが嘉勢先生に依頼した弊社のエンブレムの刺繍です。
正面から撮った写真だと一見普通の刺繍に見えます。




現在長崎刺繍の技術を継承しているのは嘉勢先生お一人だそうです。
他の刺繍と違いべっこうやビードロなど伝来当時の舶来品などが使われており、写実的なのが特徴です。
オートクチュール刺繍のように刺繍の合間に素材を差し込む事や、パーツを作り最後に縫い合わせるなど様々な手法があり、魚や龍などを中国風に刺繍していきます。





横から見ると立体的です。
恐らくですが、白い部分には綿を入れ膨らみを持たせております。




エンブレムのアウトラインが立体的になっているのは、肉入れにより中に芯となる紙縒りなどが入っているからです。
下絵を布に転写した後、紙縒りや木綿糸を下絵に合わせ製作し綴じ付けます。




刺繍の技術だけではなく下絵も重要です。
江戸時代、長崎の町絵師達は当時の日本の絵師達とは違い奥行のある絵を描いており、その下絵を元に繍師達がよりリアルになるように刺繍を施していたそうです。

嘉勢先生も工業大学の電気工学部を卒業後、絵画研究所で学び刺繍店へ弟子入りしたそうです。
その後2年で長崎刺繍工房として独立します。
2010年3月には長崎県指定無形文化財長崎刺繍技術保持者の認定も下りたようです。





こちらも細かい仕事ですね。
エンブレムの金糸もですが、糸の撚りの違いで光沢感など表情が変わります。





刺繍を挟んで中央に座っいらっしゃるのが嘉勢夫妻です。




福建省というと、最初の話に繋がりますね。
唐人屋敷により文化や技術を伝える機会が少なくなってしまったようですが、それまで長崎の人々は唐人達と交流を図っていたのですね。
江戸時代からの流れがあり今日まで交流が続いているとは、長崎貿易によってもたらされた文化や技術の発展は本当に目覚ましいですね。


経歴
嘉勢 照太 
1951年 長崎市八百屋町で生まれる
1978年 電気工学部を卒業後、絵画研究所で学ぶ
1982年 八田刺繍店へ弟子入り
1982年 長崎刺繍工房として独立
1998年 長崎刺繍塾開塾
1999年 万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」蟹復元 
2000年 第5回アジア工芸展、長崎知事賞受賞
2001年 第33回日展初入選(作品:蚕燦)
2002年 長崎伝習所・「長崎刺繍」再発見塾開講
      長崎市指定有形文化財・万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」復元10年計画スタート
2003年 万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」鯛復元 
2004年 小川町「傘鉾垂れ」刺繍デザイン及び制作(71年ぶり新調) 
    万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」伊勢海老・めす蟹復元 
    第36回日展入選(絹響)
2005年 伝統工芸人材育成事業「長崎刺繍」再発見塾開講
    万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」たこ・松かさ魚(2匹)復元 
2006年 船大工町「川船飾り船頭衣裳」復元新調
            第38回日展入選(絹響Ⅱ)
2007年 万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」糸より(2匹)復元 
      第39回日展入選(融合)
2009年 九州国立博物館ロビーにて作品展 
    長崎歴史文化博物館ロビーにて【長崎刺繍「嘉勢照太の世界」】作品展 
      万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」鮟鱇・ほうぼう(2匹)復元 
    長崎県地域文化賞受賞
2008年 万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」ふぐ・紅さし(4匹)・鰯(7匹)復元
2010年 長崎県指定無形文化財長崎刺繍技術保持者認定
2011年 万屋町「魚尽し傘鉾垂れ」カレイ・ハモ・甲イカ復元 
    萬行寺打敷(御前卓・御上卓・祖師前・御代前)デザイン・新調制作


「長崎刺繍」再発見塾
http://nagasakishishuu.web.fc2.com/shisyuu/index.html
こちらで長崎刺繍の歴史や嘉勢先生の作品もご覧いただけます。


          
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

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2018/02/25

2月度 アトリエコンサートを終えて

2月度のアトリエコンサート無事終わりました。
お越し頂きましたお客様、出演者の皆様、本当に有り難うございます。
たくさんの方にお越し頂き、嬉しい限りでございます。
今回もまたとても有意義な時間を過ごせました。


出演者

・安藤 里江 (ソプラノ)
・野村 光洋 (バリトン)
・齋藤 舞  (ピアノ)
*前回のブログにプロフィールを載せましたので割愛致します。

当日のプログラム

・モーツァルト作曲 /「魔笛」より ”パパパ”
・グノー作曲 /「ロミオとジュリエット」より ”私は生きたい”
・ベッリーニ作曲 /「清教徒」より ”あぁ永久にあなたを失ってしまった”
・プーランク作曲 /「15の即興曲」より ”エディットピアフを讃えて” (ピアノソロ)

・木下牧子作曲 / うぐいす
・村井邦彦作曲 / 翼をください
・瀧廉太郎作曲 / 荒城の月
・湯山昭作曲 / 電話

・ドニゼッティ作曲 / 「愛の妙薬」より ”なんという愛”



湯山昭先生の『電話』、面白い歌ですね。
コンテスト入賞報告の電話で売れない画家の感情が上下する様がとてもコミカルな歌です。
他にもポップコーンやショートケーキといった不思議なタイトルの楽曲もあるようで少し気になります。
日本の楽曲は『荒城の月』のように素朴で静かなイメージで情景を表す歌が多いと思っておりましたが、洒落の効いたといいますか、楽しい曲もあるなと思い出させる1曲です。
フォークですが、高田渡の『アイスクリーム』なども面白い曲ですよね。





そして今回はピアノソロを入れて頂きました。
折角ピアノを調達したのですから是非ソロで演奏を聴いてみたいと思っていたところ、このコンサートに相応しい選曲をしてくださいましたよ。
フランシス・プーランクがシャンソン歌手のエディット・ピアフを思って作曲したといいますか、とても耳障りの良い曲です。
プーランクはジャン・コクトーと交流があり彼のサロンにも通っていたのですね。
アトリエコンサートもサロンのような場所なればいいなと思いながら聴いておりました。



さて、オペラの楽曲で選択肢の多いジャンルはやはり恋愛の曲。
今回選んで下さった曲もそうですね。

『パパパ』はパパゲーノとパパゲーナがめでたく夫婦となる楽しい愛の歌、恋への憧れのを歌うジュリエット、ベッリーニの曲は婚約者が別の男性に惹かれている事を知ったリッカルドの悲しみの歌。
最後の『愛の妙薬』は偽の媚薬に翻弄されたアディーナが本当の愛を知る歌で、『トリスタンとイゾルデ』の物語が騒動のきっかけとなります。





『トリスタンとイゾルデ』は吟遊詩人によってヨーロッパ中に広められたケルト人の伝説です。
再会した2人が恋に落ちるが結ばれない事が分かり心中しようと毒薬を飲みますが、実は媚薬だった為より一層激しく愛し合う事になります。
愛の妙薬ではこの物語を村の娘に読み聞かせ、「あり得ないわ!」と大笑いするのがアディーナという女性ですね。

前回もそうですが合間に楽曲の説明もにして下さる為、分かりやすく楽しんで聴く事が出来るのもこのコンサートの特徴です。

そういえば『トリスタンとイゾルデ』はリドリー・スコット総指揮で映画も作られており、当時『ロミオとジュリエット』の元ネタとして宣伝をしていましたが本当のところどうなのでしょうか?


さて、次回は3月の終わり頃を予定しております。
出演者はもう決定しておりますので、詳細決まりましたらすぐにお知らせ致します。
次回もオペラですが他のジャンルも検討しておりますのでどうぞお楽しみに。





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2018/02/15

コールパンツ お仕立てお仕上り

今日は少し暖かいですね。
だんだん寒さが緩み過ごしやすくなりそうです。

さて今度はコールパンツが仕上がりました。
コールパンツは昼礼装用のパンツで、結婚式で新郎新婦の親族、主賓格の方が着用しているアイテムですね。
黒いジャケットやモーニングコート合わせて着れますので1本あると便利です。



こちらのパンツはウエストの位置を高くし、後ろがハイバック仕様になっていますので、ベルトの形状が所謂カーブベルトの形をしています。
その為ベルト部分に幅の広い芯を入れ、ウエストにしっかりフィットするようになっております。
パンツの身頃がストンと落ちていますね。
クリースの影が真っ直ぐ下に伸び、綺麗なシルエットが出ております。



バックスタイルもベルト部分が体に沿っているので全体的にウエスト周りがすっきりとした印象になります。
丈の長さも丁度いいです。

最近はこのハイウエスト+ハイバックの受注を頂く事が多々あります。
中世の乗馬パンツのようでかっこ良いですよね。
パンツのディティールもジャケットと同様に組み合わせてオリジナリティも出せますし。
いらないところは省いたりも出来ますのでご注文の際はぜひお申し付け下さい。

因みにですが、中はファスナーとパンチェリーナもついております。

お客様本日はご来店頂きありがとうございます。
サスペンダーボタンもついておりますのでボタン式の物も試してみて下さいね。
タキシードのお仕上りもどうぞ楽しみにお待ち下さい。





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